エステリアのナチュラルケフィアを作ってみた

エステリアのナチュラルケフィアは1包1リットル用の種菌です。1人暮らしの方には、出来上がるケフィアヨーグルトの量が多すぎるかもしれません。いっぱい食べる方なら良いのですが、どちらかというと家族向けと言えます。
今回は5包入を購入。ちょっと試してみたい時にはちょうど良い量です。20包入りなどもあります。


@ ケフィア種菌を注文して中身を確認します。

これまではケフィアヨーグルトは500mlの牛乳で作っていましたが、エステリアのは種菌は1包1リットル用とのことなので、今回は初めて1リットルの牛乳パックをそのまま使って作ってみました。

少数菌が省略されてしまいがちな純粋培養ではなく、発酵に関与する全ての菌を含むケフィアグレインを元に発酵させて作られます。乳酸菌と酵母が多くを占めますが、酢酸菌などの少数菌も多数存在し、深い味わいを呈するのに重要な働きを担っています。あくまでも本物のケフィアにこだわり、ケフィアが本来持つ自然な風味を楽しめるとのこと。

ナチュラルケフィアのパッケージ

種菌1包3.2gが5包入っています。
市販の1リットル紙パック牛乳を発酵できる分量に小分けしています。
なんか見た目は粉末のおくすりみたいですね。

種菌5包

ケフィアをそのままフリーズドライし、不要な添加物を一切加えず小分けパックしたものです。
私も実は考えてしまったのですが、1包を2回以上に分割して使うことは雑菌混入の機会を増やすだけなので止めてくださいとのことです。


A 牛乳に種菌を入れます。

種菌のケフィア粉末です。
原材料:ケフィア末(乳を含む) 栄養成分(1包当り):エネルギー20.7kcal、タンパク質1.0g、脂質1.2g、炭水化物1.6g、ナトリウム17.5mg。

種菌の粉末

1リットルの牛乳パックの口から1包入れます。
牛乳パックを上下左右に振って、牛乳とケフィア粉末をよく混ぜます。箸など棒でかき混ぜても良いでしょう。

牛乳にエクステリアの種菌を投入

今回使った牛乳は、スーパーやドラッグストラで売っている市販の成分無調整牛乳の牛乳です。
牛乳の種類と殺菌温度によるケフィアヨーグルトの出来上がり具合はこちらを参考にしてください。


B 発酵させます。

日光の当たらない室内にて24〜48時間発酵させます。
今回は寒い時期ではないので、ケフィアウォーマー(専用の発酵器を)を使わずに発酵させてみました。

24時間から48時間ほど発酵させる

C ケフィアヨーグルトの出来上がり!

24時間ほど室内で発酵させると、牛乳パックがパンパンに膨らんでました。
夏なので24時間でほどよい固さに。
スプーンですくってみました。

スプーンですくってみた

器に盛ってみました。
見た目は普通の市販のヨーグルトとなんら変わりませんね。

器に盛ってみた

牛乳パック&室温自然発酵で作ってみましたが、いつもと変わらず簡単にできました。
いつもより若干やわらかい出来でした。発酵時間をもう少し延ばした方が良かったかもしれません。

味は酸味少なめで美味しいです。
1回に作る量が多い(1リットル分)ので、時間が経つとその分酸味は増します。
1リットルの牛乳パックは細長くて、最後の方はちょっとスプーンで取りづらいですね。



エステリア ナチュラル ケフィア 5包入(牛乳5リットル分)

エステリア ナチュラル ケフィア(牛乳20リットル分)
手作りケフィア